ヘッセとステッペンウルフ
今度、学生との読書会でヘルマン・ヘッセ『荒野のおおかみ』を読むことになった。
- 作者: ヘッセ,高橋健二
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/03/02
- メディア: 文庫
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あのロックバンドのステッペンウルフはこの小説から名前を取ったらしい。
ヘッセとステッペンウルフ。
なにその組み合わせって感じ。
意外すぎる。
香川照之が歌舞伎の家柄だったくらいの衝撃である(みんなそんなことないのか!)。
(アメリカン・ニューシネマの代表作『イージーライダー』のテーマソングだった。邦題「ワイルドで行こう!」がナイスすぎる。)
実はヘッセを読むのは初めてだ。
あの『車輪の下』さえ読んでない。という事実が、もともと私がいわゆる「文学少年」ではなかった裏付けであるような気がする。
どうも近寄りがたさを感じていた。合わないんじゃないか。
やがて、この世の中で自分ひとりくらいがヘッセを読まなくても世界は成り立つに違いないと気がつき、このまま読まずに過ごそうと思っていたのだが…
この機会に少し読んでみたかった『クヌルプ』も読もうかなぁと思う。
もし他にオススメがあれば、緩募してます。
できれば短めの。