トコロザワにて(2)

第二回にして「Living In Tokorozawa」改題。

さて、今週、うどんを2カ所で食べました。
東京多摩地域から埼玉県の入間あたりまでは、うどん文化が昔からあり、関東でも美味しいうどんが食べれるという事で、「武蔵野うどん」といった名称でちょっと前にちょっとしたブームみたいになったような。
というわけで、この辺りはおいしいうどん屋さんが多いようです、が、といって、いきなり所沢に来ても、広島のお好み焼き屋や、大久保の韓国料理屋のように、そこに行けばたくさんうどん屋さんがあるわけではないような印象。
どこかにひと固まりになってうどん屋ロードなどがあるわけではありません(そういうところが僕の知らないところにもあるのかもしれないけど)。あくまでも地元で食されている郷土のうどんという感じ。


・新所沢「梅吉」

まずは新所沢の「梅吉」です。
写真は肉汁うどん(大)。

お探しの店舗のページはありませんでした

ここは前回紹介した「餃子の満州」の姉妹店なのですが、「満州」とは違って、本店の横にただ一軒しかないんだとか。

店内はなんというか社食っぽい。
たまたま、お昼前の開店11時と同時に店内に入ったので、僕とおばさんの二人しかいなかった。
そもそも、新所沢の駅前のちょっと辺鄙なあたりにあるので混む事はなさそう。

満州」は好きだけど、チェーンの中華料理屋の武蔵野うどん店なんてと高をくくっていたのですが、ちゃんと本格的な武蔵野うどんが食べれます。今まで足を向けなかった事を後悔しました。
しかし、「梅吉」もフランチャイズにしたら「満州」同様、いやそれ以上に広がりそうな気がするのだけど・・・
試験的なお店なのか、商売っ気がない店なのか、そのあたりの事情はよくわかりません・・・


・所沢「涼太郎」

所沢駅から歩いて5分のところにある「涼太郎」。
武蔵野うどんファンには有名なお店らしいです。
近くの勤め人も来るので、平日の昼にはじめて行ったときは並びました。
東村山のうどん屋の暖簾分けのようで、東村山つながりなのかは不明ですが、店先には志村けんが来店したときの写真が貼ってありました・・・優香と上島竜兵も一緒に写ってた・・・
ここのうどんはとてもおいしいです。なんだかバカみたいな感想で申し訳ありませんが・・・
珍しいのがカレーのつけ汁もあるところでしょうか(珍しくないのかもしれませんが・・・)。
僕はうどんの風味がカレーになってしまうのが惜しくて肉汁ばかりたべてました・・・


涼太郎

食べログ 涼太郎



・『怪盗ルビィ』

今日、たまたまDVDを借りて観た和田誠監督の『怪盗ルビィ』が不思議な感触の映画でとってもよかった・・・
25年前の映画を今観るというのは、いろんな意味で面白いですね。
戦前のハリウッド映画を観るとか、60年代のATGを観るとかと、同じくらいの面白さがあるのではないでしょうか。

快盗ルビイ [DVD]

快盗ルビイ [DVD]

でも、恐らく88年当時は微妙な評価だったんだろうな。
というか、和田誠の趣味が全開なのでバブル前夜の若者にはまずウケなかっただろうな〜と思う。


作曲の大瀧詠一とデュエット。
これまたスペクター趣味全開ですね。


この挿入歌はミュージカル風に劇中で歌われるのですが、そのシーンが最高でした。

どうでもいいですが、キョンキョンは4年ぶりにニューアルバム出すんだとかで、来月号のミュージックマガジンの表紙&特集らしいですよ。