2013_cinema

6月の鑑賞メーター
観たビデオの数:19本
観た鑑賞時間:2187分

恐怖省 [DVD]恐怖省 [DVD]
G・グリーン原作スパイもの。F・ラングらしからぬ序盤の妙な超展開と、淡々とした演出に引込まれるが、『大いなる眠り』的に途中で筋が終えなくなってきてしまったというか混乱。プロットが複雑というか飛躍が多いというか。
鑑賞日:06月30日 監督:フリッツ・ラング
FUCK [DVD]FUCK [DVD]
FUCKについてのエトセトラなドキュメンタリー映画。字幕監修町山智浩がいい仕事してる気がする。
鑑賞日:06月30日 監督:スティーヴ・アンダーソン
ハイ・フィデリティ 特別版 [DVD]ハイ・フィデリティ 特別版 [DVD]
映画は米シカゴが舞台で原作とはかなり違う質感。アメリカインディ好きのネタの宝庫なのでそっち寄りの人は観るべき。俳優ジャック・ブラック出世作でもあるようなので映画ファンも一見の価値。ただただ気難しい中年たちによるビターな恋愛模様も楽しめる映画でもある。
鑑賞日:06月24日 監督:スティーブン・フリアーズ
東京マリーゴールド [DVD]東京マリーゴールド [DVD]
市川準は現代の小津になろうとしていたんではないか。今さら田中麗奈のファンになりそうです。
鑑賞日:06月24日 監督:市川準
僕のニューヨークライフ [DVD]僕のニューヨークライフ [DVD]
安定のウディ・アレン。C・リッチのボリューム感がエロかわいいと思えるのは人それぞれか。
鑑賞日:06月24日 監督:ウディ・アレン
オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
改めて見ると今このエンディングは難しいのでは系映画ですね。
鑑賞日:06月22日 監督:シドニー・ルメット
ディアボロス/悪魔の扉 [Blu-ray]ディアボロス/悪魔の扉 [Blu-ray]
鑑賞日:06月16日 監督:テイラー・ハックフォード
羊たちの沈黙 [Blu-ray]羊たちの沈黙 [Blu-ray]
鑑賞日:06月16日 監督:ジョナサン・デミ
インソムニア [DVD]インソムニア [DVD]
鑑賞日:06月16日 監督:クリストファー・ノーラン
マルサの女2 [DVD]マルサの女2 [DVD]
鑑賞日:06月16日 監督:伊丹十三
マルサの女 [DVD]マルサの女 [DVD]
社会派コメディの定番。
鑑賞日:06月16日 監督:伊丹十三
伊丹十三DVDコレクション マルタイの女伊丹十三DVDコレクション マルタイの女
遺作。脚本に三谷幸喜参加だそうで配役にもその影響がありそうな。
鑑賞日:06月16日 監督:伊丹十三
イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD]イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD]
ゾーイが最高。ジム・キャリー若くなってないか?
鑑賞日:06月16日 監督:ペイトン・リード
トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]
鑑賞日:06月16日 監督:ピーター・ウィアー
ビッグ [DVD]ビッグ [DVD]
鑑賞日:06月16日 監督:
ディボース・ショウ [DVD]ディボース・ショウ [DVD]
安定のコーエン兄弟。と言いたいところですが正直コーエン兄弟のコメディ映画はお国の違いでしょうかユーモアがわからないときが今までにも度々ありました、が今作は安定のコーエン兄弟と言っていい出来だと思います。100分というのも潔い。
鑑賞日:06月16日 監督:ジョエル・コーエン
ダイ・ハード3 [DVD]ダイ・ハード3 [DVD]
11歳のころに映画館で観た思い出の映画ではある。1から観なおすとそれまでとは違う要素を打ち出した作品だと気がついた。カーチェイスあたりからアクションシーンも突き抜けていて、これ以降の作品は未見ですが同シリーズでは一番好きです。
鑑賞日:06月16日 監督:ジョン・マクティアナン
ダイ・ハード2 [DVD]ダイ・ハード2 [DVD]
いまいちだったのですが監督はレニー・ハーリンなのですか。ほう・・・
鑑賞日:06月16日 監督:レニー・ハーリン
ダイ・ハード [DVD]ダイ・ハード [DVD]
鑑賞日:06月16日 監督:ジョン・マクティアナン

鑑賞メーター

2013_02_17

9時起き。休日。
午後は録画した『特攻野郎Aチーム』『ペイルライダー』観る。
後者は町のチンピラどもがことごとくチンケであり画面でわめいているだけでクリント・イーストウッドの上品さが引き立つ。改めて俳優としてのC・イーストウッドに痺れた。
夜は中華料理を食べに行く予定。




ペイルライダー [Blu-ray]

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台風シティ・ポップ

やぁ、10月だぞ。


今日は台風だね。
コロッケ食べてる??


さて、1回目、2回目と所沢に関してのブログタイトルを改題してきたけどlike a rolling stone 的に3回目でタイトルなんてものは早速外すよ。あっさり外すよ。
シリーズにさせると、だんだん、面倒になる事に気がついたからね。

さて、今日は所沢にある豆腐屋さんを僕は紹介しようと思ったんだけど、また次回にするよ。
なぜなら、今こうしてブログを綴りながら、店舗検索にその店が出てこないからさ。
そして、まったく店舗の写真も撮ってなかったからね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そんなわけで、一応このブログにわざわざ来てくれた人のためと自己顕示欲のためにいい音楽を紹介するよ。

まず、(((さらうんど)))は(変な名前だね!)、去年本名の名義でSSWとしても作品を出したラッパーのイルリメの新ユニット。
今の「シティ・ポップ」を標榜するユニットだそうで、佐野元春とかもカヴァーしてるんだけど、結構いいんだよね。

(((さらうんど)))

(((さらうんど)))


「夜のライン」はPVも80s、いやむしろ90年代前半くらいの懐かしいテイストで一発でやられちゃったんだ。
つい最近、新譜を出したかせきさいだぁのアルバムタイトルは『ミスター・シティポップ』だったり、今年はちょっと邦楽の「シティポップ」が復権なのかな、とか半可通の僕は思うよ(そもそも邦楽あんま聴かないんだ・・・)。
山下達郎もベストを出すみたいだしさ。まぁ「シティ・ポップ」の厳密な定義は僕もよくわからないけどね。

ちなみにかせきさいだぁの新譜には川島小鳥の写真集も付いてるんだって。
そこのサブカル男子/女子はきっと欲しくなるだろ。

個人的にはこのかせきさいだぁのPVにはでんぱ組inc.も参加してるからちょっと注目なんだよね。


ちなみにZAZENの新譜もやや「シティ・ポップ」入ってると思うよ。
タイトルが「すとーりーず」とかひらがなの時点でそうだよ。
半可通的に言わせてもらえばさ。


じゃ、そんな感じで!

トコロザワにて(2)

第二回にして「Living In Tokorozawa」改題。

さて、今週、うどんを2カ所で食べました。
東京多摩地域から埼玉県の入間あたりまでは、うどん文化が昔からあり、関東でも美味しいうどんが食べれるという事で、「武蔵野うどん」といった名称でちょっと前にちょっとしたブームみたいになったような。
というわけで、この辺りはおいしいうどん屋さんが多いようです、が、といって、いきなり所沢に来ても、広島のお好み焼き屋や、大久保の韓国料理屋のように、そこに行けばたくさんうどん屋さんがあるわけではないような印象。
どこかにひと固まりになってうどん屋ロードなどがあるわけではありません(そういうところが僕の知らないところにもあるのかもしれないけど)。あくまでも地元で食されている郷土のうどんという感じ。


・新所沢「梅吉」

まずは新所沢の「梅吉」です。
写真は肉汁うどん(大)。

お探しの店舗のページはありませんでした

ここは前回紹介した「餃子の満州」の姉妹店なのですが、「満州」とは違って、本店の横にただ一軒しかないんだとか。

店内はなんというか社食っぽい。
たまたま、お昼前の開店11時と同時に店内に入ったので、僕とおばさんの二人しかいなかった。
そもそも、新所沢の駅前のちょっと辺鄙なあたりにあるので混む事はなさそう。

満州」は好きだけど、チェーンの中華料理屋の武蔵野うどん店なんてと高をくくっていたのですが、ちゃんと本格的な武蔵野うどんが食べれます。今まで足を向けなかった事を後悔しました。
しかし、「梅吉」もフランチャイズにしたら「満州」同様、いやそれ以上に広がりそうな気がするのだけど・・・
試験的なお店なのか、商売っ気がない店なのか、そのあたりの事情はよくわかりません・・・


・所沢「涼太郎」

所沢駅から歩いて5分のところにある「涼太郎」。
武蔵野うどんファンには有名なお店らしいです。
近くの勤め人も来るので、平日の昼にはじめて行ったときは並びました。
東村山のうどん屋の暖簾分けのようで、東村山つながりなのかは不明ですが、店先には志村けんが来店したときの写真が貼ってありました・・・優香と上島竜兵も一緒に写ってた・・・
ここのうどんはとてもおいしいです。なんだかバカみたいな感想で申し訳ありませんが・・・
珍しいのがカレーのつけ汁もあるところでしょうか(珍しくないのかもしれませんが・・・)。
僕はうどんの風味がカレーになってしまうのが惜しくて肉汁ばかりたべてました・・・


涼太郎

食べログ 涼太郎



・『怪盗ルビィ』

今日、たまたまDVDを借りて観た和田誠監督の『怪盗ルビィ』が不思議な感触の映画でとってもよかった・・・
25年前の映画を今観るというのは、いろんな意味で面白いですね。
戦前のハリウッド映画を観るとか、60年代のATGを観るとかと、同じくらいの面白さがあるのではないでしょうか。

快盗ルビイ [DVD]

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でも、恐らく88年当時は微妙な評価だったんだろうな。
というか、和田誠の趣味が全開なのでバブル前夜の若者にはまずウケなかっただろうな〜と思う。


作曲の大瀧詠一とデュエット。
これまたスペクター趣味全開ですね。


この挿入歌はミュージカル風に劇中で歌われるのですが、そのシーンが最高でした。

どうでもいいですが、キョンキョンは4年ぶりにニューアルバム出すんだとかで、来月号のミュージックマガジンの表紙&特集らしいですよ。

トコロザワにて (1)

所沢市に住んで二年。
最初は中野から引っ越した事もあったし、千葉人の自分としては埼玉に何も期待していなかったけど、
二年も住むと所沢のよさが身にしみてきました。
来年は住んでない可能性もあるので、このブログでは簡単に僕の住む所沢近辺の要所を訪れた滞在記を綴ろうと思う。
ごくごく簡単に(ここ重要)、写真とかも補正なしで(もともとあんまりしないけど)。


ここは航空公園駅構内の喫茶店「アンリー・ファルマン」。
アンリー・ファルマンは人名です。Wikiってもらえればわかりますが航空人の超重要人物です。

よく目にする喫茶店だったけど、一度も足を踏み入れた事がなかった。
グラスビール300円はどうせたいした事ないと思ったら、これが期待以上のうまさでした。
しかも、おつまみ付き。所沢のベルクと呼びたいです。

BEER&CAFE BERG ルミネエスト新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿B1
500円(平均)500円(ランチ平均)



夕方は「山田うどん」に並ぶ埼玉のソウルフード「餃子の満州」本店へ。
この記事を最近読んでから頭の中が餃子でいっぱいになってたから行ってきました。
http://portal.nifty.com/kiji/110810146725_1.htm
ちなみに新所沢には本店ともう一軒「餃子の満州」があります。
ダブル餃子の満州です。最強です。
(↑ダブル餃子定食にかけてます)

写真を見ていただければわかりますがチューハイが途中にあって、全く手を付けていない餃子の皿がそこにあります。
二枚、食べました。

所沢には日高屋も何店舗かあり、日高屋も好きな自分はよくそちらに足を伸ばしてしまうのですが、これからは所沢を本拠地にする「餃子の満州」を応援していきたいです。

渚にて

渚にて

最後に今日はニール・ヤングの『渚にて』を買いました。
中古盤750円。
このアルバムは74年の作品なのだけど、ニール・ヤングの意向で長らくCD化されず、十年前くらいにやっとCD化された(その事情を当時のロッキンオンで読んだ事を覚えてる)。代表作『ハーヴェスト』を出した後だったから、ずいぶんこの地味で暗い作品は冷遇されたようですが、今これを書きながら聴いているとそんなに暗くないし悪くない、ていうか全然傑作だと思います(実際CD化以降はこの作品の評価は急上昇)。むしろ僕は『ハーヴェスト』より好き・・・(同じくらい好き)・・・。今だからこそ手に取ってみたい作品です。

2012/03/21

今年も4月になりかけている。
要は今年の4分の1が終わろうとしている。
そのことをここで皆様に報告したい。
なんてこった。

半年ぶりくらいの4連休は家で過ごした。
社会人化してから連休など、ほとんど、どこにも行かない。
大学の頃は暇つぶしも兼ねて都内の名画座をハシゴして映画鑑賞量を稼いだ。
学生だったら4日もあれば12、3本は観ただろうと思う。暇だし。それで夕方に友人とかとかと飲んでその繰り返しで昼はまた映画。しかし、それも在りし日の頃。今では家で過ごすことが多い。
4連休中、大体7時には起きて、家事をしてから近所をランニング。
ここ数日サボってたから、以前より走れなくなってたりした。
昼には夕食を作り、映画は借りてきたDVD5本中やっと3本観て(『イカとクジラ』『バートン・フィンク』など)、何かしら本を読むはずが、あれよこれよと全然読めずにミュージックマガジンを近所のスタバで読んだりしてた。
特集の菊地成孔はまだ目が通せていない。この人は不幸な出会いで未だにハマれていない。大学一年で某老舗ジャズ喫茶なんぞでバイトしたり友人と即興ジャズハードコアバンドを組んでいたり、周囲にファンが大勢いたせいもあって反発からか、食わず嫌いを通して、一度ブルーノートONJQとの競演なども観たが結局一度も通らずにここまで来てしまった。もうしょうがないやという気がしている。
リー・ラナルドとジェームス・イハのソロ作(イハはもうソロじゃないけど)はどちらを購入するか迷っている。


スプリングスティーンの新譜は買いませんが、結構流れてますね。近所のCD屋は品切れだった。

ミュージック・マガジン 2012年 4月号

ミュージック・マガジン 2012年 4月号

4連休中音楽はよく聴いた。
特にミシェル・ンデゲオチェロの昨年出した『Weather』は毎朝毎晩聴いた。


来週から東北に行ってきます。

2012/03/05


明日から予備校の合宿引率で群馬県横川碓氷峠に行く。
最近4年間は毎春ここへ行っているので、この時期にここの温泉につからないとなんとなく気持ち悪い。
なんとなく一年の区切りになっている。
昨年JR東日本のCMで吉永小百合主演でここを紹介していたけど、駅前に釜飯弁当の元祖の「おぎのや」があったり、アプトの道があったりするだけで今の碓氷峠は観光地として目立った所はそれほどない(失礼!)。
でも最近ではむしろそのさびれた町並みが廃墟ファンに人気があるらしい。
僕も声を大にして言うつもりはないけれど、横川の崩壊したガソリンスタンドややり場のなくなった鉄道トンネルには魅かれる。
日常からの逸脱した風景に魅せられる・・・というのとは少し違うのだろうけれど、完成されているものと同じくらい崩壊していたり未完成のものにはひきつけられる。



せかせかと観光地を忙しくまわったりして歴史的建造物を眺める修学旅行的な旅が苦手なので、
地味でさびれた、感情のやりどころのないような風景の中で温泉につかってるくらいのほうが僕にはちょうどいい。
そういう、つげ義春的な傾向がある人には碓氷峠を推したいと思います。



昨年、僕はこの合宿引率中に震災に遭った。
ちょうど生徒9名と講師と一緒に東京に戻る電車の中にいた。
昼につかった温泉のぬくもりと引率の疲れでウトウトと眠りについていた。
そのとき、地震がきた。
電車が止まっても、まだ電車が揺れていた。その妙な感覚の中で目を覚ましたことを覚えている。
電車は止まったがどうせ動き出すだろう、たいしたことないだろうと思っていた。
それで地震のショックでちょっとパニック状態になった生徒がいたので、その人の気持ちを軽くさせるために冗談などを言っていたらどうやら周囲には若干不謹慎な人と思われたらしい。
まぁ物事をたいてい深刻に受け取らないので、そう思われることはよくあるから馴れているが、難しいものである。



しかし、それでも、本庄に向かう線路上で電車を降ろされたときには、これは万が一の場合には帰れないかもしれないと思った。
講師のNさんと話し合い、とりあえずは最悪の事態を想定して動こうと決めたが、とにかく駅で待機するくらいのことしか出来なかった。あとは冷静にいつでも動けるようにしておくしかない。
結局、不幸中の幸いというか、ちょうど参加していた大学生のOBの実家がそこの近所だったので頼んで泊めてもらうことが出来た。おかげさまで、生徒を連れていたけれど、職場の新宿の予備校にいるよりずっと対応が楽だったと思う。
翌朝は本庄から六時間かけて赤羽にたどり着き、一度そこで解散し、僕はそこから電車を乗り継いでとりあえず新宿の職場に向かった。
休みだったので自宅に帰ってもよかったけど、とりあえず報告するなり顔を見せなければいけないと考えた。
でも僕はそのように自分で選択したのにも関わらず、一方で内心では休みなのに出勤するなんてすごく面倒だなぁと思っていた。



とりあえず今回は何事もなく無事に引率が終わるといい。